カサンドラ症候群に気づいたきっかけ【夫源病には理由があった】

夫と話したくない。
一緒にいるのがしんどい。
心身にまで辛い症状が出る。

日常のことなので、本当に辛いですよね。本当は夫とも仲良く過ごしたいのに、心と身体が言うことをきかない。そんな夫婦関係の悩みを持っている方が私の周りにも多いです。

一時期、テレビなどでも取り上げられることが多かった『夫源病』をご存知でしょうか。慢性的に続く症状で、夫婦関係で起こるので、自分は夫源病ではないか疑う人は多いかもしれません。夫源病とは、夫の言動が原因のストレスで妻が心身の不調が出てしまう病気です。(妻の言動が原因の場合は『妻源病』というそうです。)

とはいえ、夫源病という診断名がつくわけではなく、概念のようなものです。カサンドラも同じですね。大枠の『夫源病』の中に、アスペルガーの特性を持つ夫との、情緒的なつながりが持てないことが原因で起こる『カサンドラ症候群』があるイメージなのかもしれません。

カサンドラ症候群に気づいたきっかけ【夫源病には理由があった】

私の場合は、自分の体調が悪すぎて、夫源病とすらはじめは気がつきませんでした。
とにかく、家事・育児すらままならない心身の不調を解消したくて、心療内科にお世話になったんですよね。

カサンドラ症候群・夫源病の症状

一般的に夫源病になると下記のような症状が出ると言われています。

 

・頭痛
・めまい
・動悸
・うつに似た症状

夫源病の場合、夫が一緒にいる場合や、帰宅時間近くなるとこういった症状がひどくなるそうです。カサンドラも心身に出る症状は似ていますね。

結果的にカサンドラだった自分の場合は、上記すべての症状がありました。夫がいるいないに関わらず、常に辛い症状が出ている状態でした。

カサンドラの場合は、『家族やパートナーと一緒にいるのに孤立している』心の状況を抱えることで起こるので、知らず知らずのうちに心身を壊してしまいがちなのかもしれません。

この記事を読んでいる方は、パートナーとの関係で心身の不調があると感じている方が多いと思います。まずはご自身の身体を少しでも回復させてから、対処法などを考えていかれてくださいね。

私がカサンドラ症候群に気づいたきっかけ(時系列あり)

結論から言うと、私がカサンドラ症候群だと気づいたきっかけは本でした。
野波ツナさん著書の、『旦那さんはアスペルガー』という書籍です。

旦那さんはアスペルガー (コスミック・知恵の実文庫) [ 野波ツナ ]

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感想(2件)


行政のカウンセラーの方が貸してくれました。

夫とこの本の登場人物のアキラさんのキャラクターは全く違いましたが、ものの捉え方や普通が分からないことなど共通点が多く、すごい衝撃を受けました。
カウンセラーの話も併せると、もしかしたら私の夫もアスペルガーかもしれないと思いました。夫との情緒的なつながりが持てないことで辛くなっている私は、カサンドラなんだと確信したのを覚えています。

行政のカウンセラーと話すことになった私の経緯

私の場合は、しばらくカサンドラ症候群とも気づかず、うつなどの症状を病院で治療していました。気持ちが元気になる瞬間も多くなってきた時に、夫との関係性を客観的に見ることができました。

知らず知らずに、「自分が悪いから」夫にはいつも怒られるんだという意識でずっと生活をしていたこと。夫のただ傷つけようと思っているとしか考えられない発言。私の体調が悪くても追い込むようなひどい言葉を投げつけてくること。普通や常識を無視する。自分中心的な理論で最終的に私が何も言えなくなるくらいまで追い込んで満足すること。いつも夫が怒り出すのが怖いし、地雷も分からない。精神状態がギリギリだったな…。。
(書いてみたら悪口のようになってしまった…。事実私はこう感じていました。)

こう思い始めてしまったら、夫は酷い人間だとしか思えなくなりました。「モラハラ」や「DV」の情報を集めました。もう無理かも。。
そう思って向かった先は、行政の離婚相談です。
自分と子どものためにも今できることをやろうと思ったのです。

そこで法律家の方に離婚のステップなどの説明を聞いた後、カウンセラーを紹介してもらい育児や夫とのことを相談しました。その時に、カウンセラーの方が「発達障害って知ってますか?」と聞いてくれました。

そこで手渡してくれたのが、『旦那さんはアスペルガー』
という本でした。

 

カサンドラ症候群かもと思ったら

もしかしたら、自分はカサンドラ症候群かもしれないと思った時に、役立つのはこの5点だと思います。

・知識
・適切な情報
・客観的な視点
・落ち着いたココロ
・自分はどうしたいか

これらはカサンドラ症候群だった私の一意見で、一般論ではありません。

ただ、もっと早くカサンドラだったと気づいていたら…、もっと早く夫が発達障害かもしれないと気づいていたら…、家庭の状況は今より良いんじゃないかって思うのです。

まず、知識というのは、アスペルガーを含む発達障害は身近にあるということを知っておくということです。発達障害は身近にもあることを認識しておくことで、実際にそうなった時に、適切な情報を取りにいけるからです。適切な情報を得ることで、パートナーとの不毛なやりとりや心身のダメージが少なくなることは間違いありません。

客観的な視点というのは、状況(話している内容だったり関係性)をニュートラルに見てみるということです。起こっていることに対して、「一般的にはこうだけど、夫はこう思っているんだな、私はこう思う」みたいな視点です。これができると夫婦間のやりとりでの違和感がどの部分なのか見えてきます。この違和感のサンプル数を増やすと、夫の認知はこの部分がズレているのかも?と気づくきっかけになるかもしれません。
(我が家は現在、このズレ感について話し合う時間を設けることにしました!)

ポイントは、細かい違和感を集めたら、それを抽象化して、大きいイメージからその物事を見てみることです。抽象的な説明になってしまいました。これについては、またあらためて記事に書こうと思います。

あと大切なのは、うつ状態など極度の精神状態では、考えるのも辛いです。なので、病院に行ったりカウンセリングを受けたり、少しでも落ち着ける状況を作ることをお勧めします。
外に出るのが辛い時は、twitterなどで仲間を見つけることも有効だと思います。私もうつ状態の時は、「夫は私をコントロールしようとしてくる」「私のことなんてどうでもいいと思ってるんだ」なんて思うようになり、外との関わりもシャットダウンして寝たきりで、悪循環しか生まれませんでした。その状況は、自分で病院にかかることで少し楽になり、冷静な判断する力が蘇りました。

最終的には『自分はどうしたいか』ですよね。
良い悪いは抜きにして、向き合うも良し、辛ければ離れるも良し。私はそう思っています。どの選択をするにしても、カサンドラの場合は特に、自分から行動していかなければ環境は変化していかないと感じています。(動かなきゃダメ、という意味ではなく、夫の特性的にです。)
私はとりあえず今年は向き合うことを選択しました。でも今後はどうなっていくか分かりません。一歩一歩、本などを読んでアスペルガー症候群やカサンドラ症候群について勉強中です。


最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

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