発達障害の特性がある夫と上手くいくためのファーストステップ【無理は禁物】

夫は私に対して興味関心がないようで孤独を感じてしまう。友人家族を見ると仲が良さそうに笑いあっている。そんな姿を見て、嫉妬したり、卑屈になる自分に嫌悪感を覚えてしまう。これら感情、最近は薄まってきたものの、ついこの前まで私が強く感じていたことです。

今回は、少しだけ夫婦改善を進めることができた、ファーストステップをお伝えします。

発達障害の特性がある夫とのコミュニケーションについて

まず、発達障害の特性がある夫とのコミュニケーションは、上手くいく場合を除くと、2パターンあるのかなと思います。(どちらも妻側からの視点で書いています)

① 夫の発達障害の特性はなんとなく分かっているから、「ことを荒げずその場が上手くいく方法を身につけている」というパターン。その場をうまくやり過ごせたとしても、夫へ妻側の気持ちは何一つ伝えておらず、いわば対処法をしただけ。そしてまた同じようなことが起こり、夫への不信感を募らせる。

② 夫の言動に対して、自分の気持ちを伝えたり、注意してみるパターン。それに対して改善は叶わないどころか、裏切られることが多い。せっかく伝えたにも関わらず裏切られるのは、物事が上手くいかないだけでなく、夫にとっての私はどうでもいい存在だと理解せざるをえず、とても孤独を感じてしまう。

どちらのパターンも、本当の意味でのコミュニケーションが図れず苦労しまよね。しかも、この場合妻だけが消耗するのです。
夫婦関係を根本から良くする場合は、なくてはならないステップがあります。

発達障害の特性がある夫と上手くいくためのファーストステップ

夫婦で向き合うために必要なたったひとつのこと

発達障害の特性がある夫と上手くいくためのファーストステップとして、必要なことがあります。それは、発達障害の特性を持つ本人が、自覚をし、自己認識を深めていくことです。このことは、これまで読んできたどの書籍にも書いてありました。

特性をコントロールできるのは本人だけです。パートナーを含め周囲の人間は、本人の努力を認めたり、内省をサポートしたりするくらいしかできないのです。もちろん勉強して良い対応の仕方を学ぶことは可能だと思います。でも、発達障害の特性に合わせていくことはできないのです。

実際、我が家の夫婦関係が良い方向へ動いたのも、夫がADHD・ASDを自分ごととして関心を持ち始めてからです。その特性を持つことで、家族への影響がどうあるのか調べたりできるようになりました。

一人で頑張っても解決しない

発達障害の特性に「夫婦で向き合うべき」なのは、夫婦どちらか一方の努力で解決することはありえないからです。

例えば、妻だけが発達障害を勉強して、夫に対しての対応を試行錯誤したところで、夫は変わりませんそうなると、「こんなに夫に対してしてあげているのに」と怒ったり、虚しさでいっぱいになってしまう可能性がありますよね。

実際私も、すぐキレる特性に対して、気にしないようにしたり、夫の望むようにしてみたりしました。でもその努力は虚しく、夫婦関係の根本部分は何も変わることはありませんでした。(当時は発達障害と知らなかった)
それどころか、夫は衝動的に言ったことなので翌日にはすっかり忘れていて私だけが気にしていたということもありました。やはり、発達障害が関わる夫婦の問題は、発達障害を無視して上手く行きようがなさそうです。

逆に、妻の協力なくして発達障害の夫だけが自分の特性をコントロールしようと努力をしても、うまくいきません。自己理解が進めば上手くいく確率は上がるかもしれません。ただ、家庭に適応させようと思ったら、夫がこれまでしてきた考え方や身につけた対処法は、夫婦関係においては通用しないことも多いはずです。

自分の普通がまるで通用しないことを示された場所で、力をしていくことはとても難しいと想像できます。改善中での失敗に対して受け入れてもらえなかったり、無関心で入られた場合、自分の行いが妻にとって正しかったのか、違うのならどう違うのか、フィードバックが必要だからです

そうは言われても頑張れない

発達障害の特性に対して、夫婦で向き合わないといけないのは理解している。でも、これまで、ひどく傷ついてきたのに、まだ頑張らないといけない?と思う方も多いと思います。

そう言った場合は、無理に動かない方が良い場合が多いです。自分の傷が膿んでいる状態で、対応できる問題ではないからです。分かろうとしないパートナーに対して、辛く当たってしまう、自己嫌悪に陥るなど、逆効果になる可能性が高くなるはずです。
だから、無理に動かず、「頑張れない」その状況から抜けられた時に動けばいいと思います。必要であれば、病院やカウンセリングに頼り、回復してきた時に考えたらいいのです。これは本にももちろん書いてありますし、発達障害はあるけれどうまくいっているご夫婦の情報からも見ることができました。

まず自分の心と身体を整えることが必要。
そのことは私も、うつやパニック障害を治療している初期の段階では向き合うことすらできませんでした。私がどうやってうつを克服したかというと、娘を連れて家出をして夫と距離をとりました。幼稚園に通っていたので実家には帰らず、マンションを借りて、引越しの日も一人で全部決めて逃げたのです。
かなり強引なやり方なのでオススメしていいのか分かりません。でも、それくらい辛かったし普通の精神状態を保つことが不可能だったのです。SNSを見ているとそれくらい追い詰められている方も多く見ます。そのような状態ですと、発達障害のパートナーと向き合うなんてできるはずもない。
だから、まずは、体調を整え心を救ってあげることに注力して欲しい。これは追い詰められる前の私に伝えたいです。

まとめ

パートナーの発達障害で悩んでいる場合は、まずは自身の心と身体を整えてから、相手には適切に伝え自分ごととして捉えてもらうことが必要という話でした。

うちの場合、夫自身が発達障害に気がついてから、内省をはじめ行動が変わりました。いくら私が伝えてもわかってもらえなかったのですが、自分で情報を得る中で、腑に落ちる部分が多くなり、気づいていきました。「自分で」というところが大切なのですね。
今後は、夫の診断が下りたら、カウンセリングなど他者の力を借りる方向性で考えています。
「向き合うこと」=「自己犠牲」ではないはずです。夫婦ともに。特に私は必死になると忘れがちなので、自分の心を大切にしていくことを一番に考えていくことを念頭に置いていければと思っています。

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