【実録】大人の発達障害(ADHD/ASD)・心理検査の内容とは【まさかの結果に】

以前、夫と精神科へ行ってきた話を書きました。

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大人の発達障害は何科に行けばいい?ADHD・アスペルガー症候群疑で病院へ【実録】

今回はその続きで、実際に受けた検査と、診断内容を書いていきます。
実際に、パートナーや家族をASD・ADHDなど大人の発達障害で病院で診てもらいたい方の参考になれば幸いです。

夫の発達障害を疑った経緯

夫の発達障害を疑ったのは、私がうつとパニック障害を発症したことがきっかけです。私たち夫婦の関係性には、言葉にしにくい、普通ではない問題があるとは思っていました。まとめると上記の特性です。

・突然キレる
・常識や一般論が通じない
・共感性に欠ける
・うまく話し合いができない

病院へ行ってくれるまでにはとても長い期間がありましたが、今回は経緯はこれくらいにして、実際に受けた検査の内容と、受けた診断について書こうと思います。

大人の発達障害(ASD/ADHD)心理検査内容

夫は、初診から診断までの間に2回通院し、病院の心理室で検査を受けてきました。
初診事には、ASDとADHDなのではないか?と伝えていたものの、多方面から見ていただきました。すべての検査を初回時に紹介された心理士さんが担当してくれて、終始安心して検査を受けることができたようです。

実際に夫が受けた心理検査の種類は下記の通りです。

・WAIS-4
・SCT
・CAARS
・AQ
・ロールシャッハテスト
・バウムテスト

(このうち、SCT・CAARS・AQは宿題として渡され、検査日に提出をしました。)

WAIS-4:IQをはかるための一般的な検査です。発達障害が見られる場合は、この数値結果が項目によって凸凹が大きく出るそうです。

SCT:文章完成法といい、あらかじめ書かれた「私は___です」などの文章の空欄を、自由に埋めていくテスト。性格や興味関心、人生観やメンタルの安定性など、総合的に見るものです。

CAARS:質問に対してどれくらい当てはまるかチェックしていくものです。ADHDの症状をチェックする検査。

AQ:こちらも質問に対してどれくらい当てはまるか自分でチェックします。自閉症スペクトラム(ASD)指数をはかるテストです。

ロールシャッハテスト:抽象的なインクの染みのような絵を見て何に見えるか答えていく検査。本人が自覚していない深層心理を探っていくテストのようです。

バウムテスト:何も書いていない紙に木を描きます。木を自己像として、性格や精神的な状態を見ていくもののようです。

(受診する医療機関や、初診時の様子などで、検査内容は変わってくるものだと思います。あくまで我が家の場合の一例となります。)

診断結果

結論から言うと、発達障害については、ADHDグレーゾーン
ASDについては、IQは平均値。聴覚に優れ、視覚的な情報が取りにくい性質はある。けれど、一般的な発達障害と比べて凸凹が激しいわけではないため、当てはまらないでしょうとのことでした。

初診の所見では、『ADHDは確実なので、このまま認知行動療法に入るか、心理検査を受けてみるか?』という2択を医師から言われていたので、正直とても意外な結果となりました。

ADHDがグレーになった理由は、困り事の解決に必要なことがADHDの治療ではないということが大きかったようです。つまり、突然キレたり、言葉で攻撃したりすることは、ADHDの症状でも二次障害でもなさそうという見解だったのです。

・不安を感じやすく自信がないこと。
・攻撃性を内に秘めているけれど普段は人の目を気にして生活していること。
・家はリラックスできる場所だと思っていること。
・妻を自分の一部のように感じやすいこと。

こういった性格傾向にあるため、気を抜いていたい家庭内で攻撃性が出やすくなっていると考えるのが妥当とのことでした。

例えば、現状夫が、仕事での忘れごとがひどくて困っているという相談をしたら、ADHDの診断をつけると医師は言っていました。ADHDの症状に対して妻に注意されても、責められたと思ってキレるのではなく、不注意があったなら気をつける、これができるようにしましょう。というお話でした。

今後について

当初は認知行動療法を行っていくのが良いのでは、と夫婦で話していました。ただ、検査結果を見た医師の見解は、今回の結果を持って、医療機関での治療を受け入れてもらえるか微妙、ということでした。

正直、この結果を受けてかなり戸惑いがあります。でもこれを受け入れなければ先に進むことができません。知れたことは良かった、とポジティブに捉えようと思っています。

これからのことについては、まだはっきりと決めていません。ただ、夫婦の問題を2人だけで解決していくのは不可能だと感じているのは確かです。

カウンセリングを2人で受けたり、ADHDへの理解を深めること、お互いの性格特性を知っていくこと、何でもいいから夫婦で何かを始めてみることを考えています。

なんとなく、これからがスタートなのだな、と夫婦で感じてます。

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